白山（御来光も見ずに下山） １９８９年８月 他４名<<ファミリー>>
表日光縦走（雨のいろは坂越え） １９８９年９月 単独
磐梯山（出産よりも山優先でブーイング） １９８９年１０月 他４名
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金沢にいる私の元の職場の友人の家族と私の長女（当時、小学２年生）とで白山を登ったときのことである。頂上直下の小屋に泊まり、早朝暗いうちから御来光を見るために出発する。寒さに備えて娘にセーターを着せようとするが、どうしても嫌がって着ようとしない。なだめすかしてようやくセーターを着させ、頂上で御来光を待つ。ところが、娘が寒いから降りたいと言い出していうことをきかない。やむをえず下降を開始したが、御来光を前に降りてくるという何とも間の抜けた光景であった。
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当初は日光駅で仮眠し、始発のバスに乗るつもりであったが、ほかに仮眠している人もおらず仮眠するのがはばかれたため、夜道を歩くこととした。途中から雨も降ってきたが、そのまま、いろは坂を登っていった。すると途中でパトカーがやってきて職務質問を受ける。結局お咎めなしということになったが、誰かが不審者がいるということを通報したらしい。でも考えてみれば、真夜中に雨のいろは坂をトボトボと歩いている者がいれば不審と思わない方がおかしいのかもしれません。
夜が明けて、男体山から表日光の山々を縦走したが、雨の中を歩き続けたため、その後は数か月の間、体調を崩してしまった。
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同業者の山の同好会で私が世話人となって磐梯山を登ることになっていたが、丁度同じ頃に第二子の誕生予定となっていた。ただ山は１０月上旬で、誕生予定は１０月下旬であり、家内は実家に戻っているので問題はないと思っていた。ところが出産の予定が早まり、山よりも出産の方が先になってしまった。出産時の立ち会いはともかくとして子供が誕生しているのに休みになっても会いにこずに山の方を優先することになってしまったことからブーイングが起こることとなってしまった。下の子が山が嫌いなのは、ひょっとしてそのことが影響しているのかもしれません
肝心の山の方ですが、先輩の爺様連中の世話はたいへんでしたが、紅葉の中を楽しく登ってこれました。
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